義歯とは...
義歯とは…
義歯とは、喪失した歯を補うための取り外しの出来る装置です。一般的には入れ歯の事をいいます。
局部義歯(部分入れ歯)
【1歯欠損~1歯残存の症例】
ピンク色のレジン床(プラスチック)、人工歯、金属のバネで構成され、金属のバネを残存歯にかけて固定します。
総義歯(総入れ歯)
【残存歯が全く無い症例】
ピンク色のレジン床(プラスチック)、人工歯で構成されます。
金属床義歯
金属床義歯とは…
金属床義歯とは主要部分を金属で作った入れ歯です。レジン(プラスチック)に比べて丈夫な素材である金属を使うため、快適で、たわまず、丈夫な入れ歯を作ることが可能になります。金属ならではの薄い仕上げは違和感を少なくし、お口の中を広く感じさせ、熱の伝わりの良さで、一層おいしく食事を楽しむことができます。
治療例
局部義歯(部分入れ歯)
総義歯(総入れ歯)
■金属床義歯の特徴
①違和感が少ない!
⇒プラスチック床の入れ歯は、強度を保つため、厚く製作する必要があります。これが大きな違和感の原因に。金属床なら薄くて丈夫な入れ歯が作れるので違和感も最小にすることが可能です。
②しっかり噛める!
⇒プラスチック床は強く噛むとたわんでしまいます。さらに長期間の使用により少しずつ変形し、徐々に噛めなくなってきます。金属床なら、たわみや変形も少ないのでしっかりと安定した噛み心地になります。
③熱が伝わる!
⇒上あごをおおう入れ歯の場合、プラスチック床では温かいものや冷たいものを食べても熱を感じにくくなります。たとえば、温かいお茶を飲んでも、上あごはその温かさをあまり感じることができません。その点、金属床は熱の伝導にも優れているので、食べ物の温かさや冷たさをしっかり感じることができます。
④丈夫で壊れにくい!
⇒プラスチック床の場合、何かの拍子に落としてしまった時割れてしまいます。しかし、金属床は丈夫な素材である金属を使うため、快適で、たわまず、 丈夫な入れ歯をつくることが可能になります。
インプラント義歯
インプラント義歯とは…
インプラント義歯とは、人工歯根を埋入し、それを土台にして入れ歯を装着するという治療法です。総義歯(総入れ歯)の場合、歯茎の上にのっているだけのため、どうしても「ぷかぷか」浮いてしまいますが、インプラント義歯なら、義歯がインプラントにくっついて安定し、力強く噛むことができます。
■治療例
治療のイメージはこちらをご覧下さい。
■インプラント義歯の特徴
①よく咬めて、外れにくい!
⇒入れ歯をしっかりと固定することができるので、通常の入れ歯よりもよく咬めます。また、入れ歯のがたつきも少なく、入れ歯が落ちたり外れたりすることがほとんどありません。
②入れ歯特融の痛みを軽減!
⇒しっかりと固定され、ずれないことで、入れ歯特有の痛みを大きく軽減させることができます。
③あごの骨がやせていくのを防ぐ!
⇒アゴの骨に直接咬む力が加わるため、あごの骨が徐々に溶けてしまうのをある程度防ぐことができます。
④治療期間が短く、費用の負担が少ない!
⇒多数歯喪失した場合でも、2.3本のみインプラント手術を行い、それを固定源として入れ歯をはめることで、失った歯数分インプラント手術を行うより料金も抑えられます。多数歯喪失の方、総入れ歯の方に特にお勧めです。
※治療期間に関しては、骨の状態などによって個人差があります。
審美義歯
エステショットとは…
エステショットとはノンクラスプデンチャーの一つです。
金属のバネを使用しない入れ歯なので、入れ歯を入れていることが分かりにくく、審美性に優れています。適度な弾力があり、装着時にやさしくフィットします。
詳しく知りたい方はこちらのホームページをご覧ください。
料金について
料金(価格は消費税込み)
保険適応(3割負担時)
■レジン床義歯 部分入れ歯
1~4本 約5,000~6,000
5~8本 約7,000~8,000
9~11本 約8,000~9,000
12~14本 約11,000
■レジン床義歯 総入れ歯
約13,000
保険適応外
■金属床
コバルトクロム ¥190,000~200,000
※入れ歯の設計、使用する金属量によって変わります。
■インプラント義歯
インプラント1本につき ¥200,000~250,000
※義歯の料金は設計、使用材料によって変わります。
■審美義歯
¥80,000~150,000
※金属フレームを用いる場合は¥190,000~200,000