歯周病治療|杉村歯科

宇城市 杉村歯科

むし歯について

■基礎知識「歯の構造」

むし歯01.jpg私たちの歯は、目に見える「歯冠」部と、骨に埋まって通常は見ることのできない「歯根」部で成り立っています。歯には、エナメル質、象牙質、セメント質と言われる3つの硬い組織が存在し、これを歯の3大硬組織と呼んでいます。これらの3つの硬い組織で守られた中心に、歯髄腔(しずいこう)という空洞があり、その中に歯髄が詰まっています。
歯髄は一般に、歯の神経と呼ばれています。

■むし歯の進行

エナメル質、象牙質、セメント質のどこまでむし歯が達しているかで進行具合を判断します。

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■治療方法

むし歯03.jpg初期のむし歯は、定期診断を受けて、早期発見すると比較的簡単な治療をします。
また、治療回数や治療費用も少なくて済みます。発見が遅れると、治療が難しくなります。早期発見・早期治療につとめましょう。




■発症のメカニズム

むし歯04.jpg歯の表面に付いた白っぽいネバネバした汚れ“歯垢(プラーク)”。この歯垢(プラーク)が虫歯の原因となります。このプラークは、単なる食べカスではありません。生きた細菌の大集団です。この菌が、歯の表面に付着した食物残渣(食べカス)の糖分を摂取し、分解、酸を出します。この酸がエナメル質を溶かす(脱灰)ことにより、虫歯が進行していくのです。 

■むし歯になる原因

虫歯の原因についてはいくつかの要素があります。
「抵抗力の要素」と「むし歯の要素」そして「食習慣の要素」です。
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■むし歯を予防するには?

原因が分かれば、予防は可能です。お伝えした3つの要素を改善すればむし歯は予防できます。
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■さいごに…

初期の虫歯は、定期診断を受けて、早期発見すると比較的簡単な治療で治癒します。また治療回数や治療費用も少なくてすみます。発見がおくれると、治療が難しくなります。早期発見・早期治療につとめましょう。

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歯周病について

■基礎知識「歯周組織の構造」

むし歯07.jpg私たちの歯は、目に見える「歯冠」部と、骨に埋まって通常は見ることのできない「歯根」部で成り立っています。歯には、エナメル質、象牙質、セメント質と言われる3つの硬い組織が存在し、これを歯の3大硬組織と呼んでいます。これらの3つの硬い組織で守られた中心に、歯髄腔(しずいこう)という空洞があり、その中に歯髄が詰まっています。(歯髄は一般に、歯の神経と呼ばれています。)
また、歯は歯槽骨という顎の骨によって支えられています。


■原因と発症のメカニズム

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■歯周病の進行

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● A:健康…骨のレベルも高く、歯肉にも炎症の所見は見られません。

● B:歯肉炎…骨の吸収はほとんど見られませんが、やや歯肉に発赤と腫脹が見られます。

● C:軽い歯周炎…やや骨の吸収が見られ、歯肉にも発赤、腫脹が見られます。また、それに伴ってやや深い歯周ポケットが見られます。

● D:中等度の歯肉炎…骨の吸収が歯根の半分程度まで進み、少し歯の動揺が見られます。歯肉の発赤、腫脹がさらに多くなります。

● E:重度の歯周炎…骨の吸収が進行し、歯を支えることが困難になってきます。歯肉の発赤、腫脹もさらにひどくなり、出血や排膿も見られます。


■治療方法

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歯周病の治療は、必ず歯肉・歯槽骨(歯を支える骨)の検査をおこなってから始めなければいけません。また必要な処置に関して、必ず順番を守って進めていく必要があります。

■歯周病を予防するには?

歯周病は治療が終わっても、後のケアをしていかなければ、歯周病が再発してしまうことがあります。特に比較的進行した歯周病疾患であるときには、最終検査の結果、症状が安定していると判定された場合に、それを維持するためにメンテナンスを行っていく必要があります。

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■さいごに…

進行してしまった歯周病は治すことが困難なため、悪くなる前に予防する事が大切になります。杉村歯科では、細菌の温床となる歯石がない状態を維持し、ご自身にあった「歯磨き」を指導する定期健診に力を入れています。

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