杉村歯科通信 第68号
なぜ検査が必要なの?
健康診断に様々な検査があるように歯科にも様々な検査があります。『むし歯=黒い』と思われている方は多いのではないでしょうか?特に痛くないし、黒くない健康に見える歯でも、中ではむし歯が進んでいた!なんて事がよくあります。見た目や症状に問題がないから大丈夫とは言い切れないのです。検査をすることによって、隠れたむし歯や疾患を早期発見でき、早く見つけたことで治療期間も短く、費用も安くすむというメリットがあります。では検査とはどのようなことをするのでしょうか?
主な検査は5つあります。まず一つ目は『レントゲン写真』です。レントゲンでは、お口の中の詰め物の状態・見落としがちなむし歯や歯周病の状態がわかります。二つ目は『お口の中の写真』です。5枚ほど部分にわけて写真をとることによって、歯ぐきの張れや歯の色・歯並びなどを確認できます。3つ目は『歯ぐきの検査』です。この検査では、歯周病の状態・歯ぐきの中の歯石の有無などがわかります。4つ目は『歯磨きの検査』です。これは、磨き残しの部分を薬で染め出し、歯磨きの不十分な部分の確認・磨き方の改善を行います。再びむし歯や歯周病にならないように日頃の歯磨きから改善し、予防していきます。最後に『歯の模型の型とり』を行います。歯型で模型を作ることによって、かみ合わせの・歯並び等を検査していきます。
よく『痛くなってからで大丈夫』と言われる方がいますが、痛くなってからでは手遅れになったり、治療に期間や費用がかかったりと想像以上に大変なことになります。失った歯は二度と戻りません。だからこそ検査によって早期発見・早期治療をすることが大事なのです。
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